【青汁の栄養】青汁にはどんな効果がある?含まれる栄養素とはたらきを解説

青汁と聞くと健康に良い食品というイメージをお持ちの方が多いのではないでしょうか。しかし、具体的に何の栄養素が含まれていて、どのような健康に良い効果があるのか、細かくは知らないという方もいらっしゃるかもしれません。
本記事では、青汁に含まれるさまざまな栄養素とその働きについて解説します。栄養素を効率よく摂れるおすすめの飲むタイミングもご紹介しますので、ぜひ最後までお読みください。

青汁に使われる野菜と主な栄養素

青汁には豊富な栄養素を含むさまざまな野菜が原材料として使用されます。主な原材料とそれぞれに含まれる栄養素は次の通りです。

大麦若葉

草丈20cmの最も栄養価が高い大麦若葉が原材料に使用されます。大麦若葉は、食物繊維やビタミン、ミネラルといった栄養素だけではなく、糖質やたんぱく質、脂質という三大栄養素も含んでいます。

モリンガ

モリンガは世界的に栄養価の高い食品として青汁に利用されています。ミネラルやビタミンをはじめ、タンパク質、ポリフェノール、アミノ酸、食物繊維などがバランス良く含まれています。また、ポリフェノールの含有量が、赤ワインの約7倍と豊富であることも特徴です。

ケール

ケールは、青汁の原料として一番長い歴史を持つアブラナ科の野菜です。同じアブラナ科のキャベツやブロッコリーなどに比べ、栄養素の種類や1つ1つの含有量が多いスーパー野菜です。ビタミン、ミネラル、食物繊維、葉酸、タンパク質などが豊富で、特に多く含まれるβ-カロテンはニンジンの2倍・トマトの5倍、カルシウムは牛乳の2倍以上にもなります。

明日葉

明日葉には、ビタミンB??以外のほぼ全てのビタミンB群やビタミンC、ビタミンE、β-カロテンをはじめ、カルシウム、カリウムおよび鉄などのミネラル類、食物繊維、カルコンなどのポリフェノール類など、優れた働きを持つ栄養素が豊富に含まれています。

ボタンボウフウ(長命草)

長命草は、九州・沖縄諸島の海岸に多く分布するセリ科の伝統的な島野菜です。強烈な日差しや潮風にさらされ、過酷な環境で育つ長命草は、栄養価がとても高くパワーベジタブルとも呼ばれています。カロテン類を始め、ビタミンC、カルシウム、マグネシウム、ポリフェノール類などの栄養素をバランス良く含んでいます。

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青汁に含まれる栄養素の主な効果

青汁に含まれるさまざまな栄養素は、主に健康や美容の面で良い効果が期待できます。主なものは次の通りです。

体の調子を整える

ビタミンやミネラルといった栄養素は、体内に取り込まれるとさまざまな働きで体の調子を整えます。例をあげると、ビタミンでは、目や皮膚の粘膜を健康を保ち、免疫力を高めるビタミンAや、「発育のビタミン」ともいわれ、糖質、たんぱく質、脂質の代謝を助けるビタミンB2などがあります。また、ミネラルでは、300種類以上の酵素を活性化し、さまざまな代謝を補助するマグネシウムなどがあげられます。

美容&アンチエイジング効果

ビタミンやミネラルは体の調子を整える以外にも、美容やアンチエイジングの効果が期待できます。例えば、肌の新陳代謝促進、活性酸素が細胞へ与えるダメージを抗酸化用により軽減、日焼けやシミの発生予防などがあります。

毎日のスッキリに

食物繊維は、人の消化酵素で消化されずに大腸まで到達します。便のかさを増やしたり、善玉菌のエサとなって善玉菌を増やすことで、おなかの調子が整うことが期待できます。

青汁を飲むことで不足しがちな栄養素を補助

多くの栄養素の摂取量には、厚生労働省が定める「日本人の食事摂取基準(2020年版)」において、健康維持のための推奨量が設けられています。しかし現実には、多くの栄養素において普段の食事のみでは推奨量を満たすことが難しい状況です。主な栄養素の推奨量と実際の摂取量は次の表の通りです。

  男性 女性
  推奨量 実際の摂取量 推奨量 実際の摂取量
カリウム(mg/日) 2,500※ 2,058 2,000※ 1,778
カルシウム(mg/日) 750 366 650 364
マグネシウム(mg/日) 370 227 290 193
鉄(mg/日) 7.5 7.2 10.5 6.1
亜鉛(mg/日) 11.0 8.7 8.0 6.9
ビタミンA(μgRAE/日) 900 334 700 337
ビタミンB1(mg/日) 1.4 0.9 1.1 0.8
ビタミンB2(mg/日) 1.6 1.0 1.2 1.0
ビタミンC(mg/日) 100 56 100 56
ビタミンE(mg/日) 6.0※ 6.0 5.5※ 5.5
ビタミンK(μg/日) 150※ 194 150※ 178
葉酸(μg/日) 240 236 240 215
食物繊維(g/日) 21以上※ 17.7 18以上※ 15.2

出典
推奨量:厚生労働省「日本人の食事摂取基準(2020年版)」30~49歳推奨量
※ビタミンE、ビタミンK、カリウムは目安量、食物繊維は目標量
実際の摂取量:厚生労働省「国民健康・栄養調査(令和元年)」30~39歳中央値

推奨量に満たない栄養素を補うには、食事の栄養バランスを見直すことが望ましい方法の1つです。しかし毎日の生活が忙しく、食事内容を大きく改善するのが難しい方には、青汁で栄養素を補うことが効果的な選択肢になります。

青汁の栄養素が効率的に摂れるおすすめの飲むタイミング

青汁の栄養素を、より効率的に摂るためにおすすめの飲むタイミングは、起床後と就寝前です。それぞれのタイミングのメリットをご紹介します。

起床後

朝は栄養素の吸収が良く、青汁の豊富な栄養素を効率的に体に取り込むのに適したタイミングです。ただし、目覚めてすぐは胃や腸などの働きがまだ活発ではないので、常温でゆっくり飲んで体への負担を軽減しましょう。

就寝前

肌の新陳代謝は寝ている間が活発です。寝る前に青汁を飲んでビタミン、ミネラルを補給することで、肌の生まれ変わりを効率よく行えます。ただし、消化器官への負担を考え、寝る直前は避け、2~3時間前に飲むようにしましょう。

青汁で不足しがちな栄養素を摂取して健康と美容をサポート!

青汁は、ビタミン、ミネラル、食物繊維などの栄養素を豊富に含む野菜から作られます。これらの栄養素は体内でさまざまに作用し、体の調子を整えたり、美容やアンチエイジング、毎朝スッキリするなどの効果が期待できます。しかし平均的な摂取量を見ると、そのほとんどが推奨量を下回るのが現状です。日々の生活に青汁を取り入れて不足しがちな栄養素を補い、健康的な毎日を過ごしましょう。

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