梅エキスでおいしく残暑に負けない体づくり

夏の終わりが近づくと、気温はまだ高いのに、なんとなく体がだるい、疲れが取れにくい…
そんな「夏バテ後の不調」を感じる方が増えてきます。
特に8月後半から9月上旬にかけての“残暑”は、暑さと湿気が重なり、自律神経や胃腸に負担をかけやすい時期です。

そんな季節におすすめしたいのが、古くから日本で親しまれてきた「梅エキス」です。
今回は、青梅と完熟梅の違いにも触れながら、梅エキスの特徴や食べ方を詳しくご紹介します。

梅エキスとは?

梅のチカラをぎゅっと濃縮した伝統的な健康素材

梅エキスは、青梅(または完熟梅)をじっくりと煮詰めて抽出された、非常に濃厚なペースト状のエキスです。
原料の梅は、日本国内でも古くから健康維持に役立つ果実として親しまれ、梅干しや梅酒など、さまざまな加工品に利用されてきました。

梅エキスは、その中でも特に梅の成分が凝縮された形で摂れるのが魅力。
梅に含まれるクエン酸やリンゴ酸、アミノ酸などを手軽に取り入れられる素材として、季節の変わり目に注目されています。

完熟梅と青梅の梅エキス、違いはある?

原料の熟度によって風味や成分に違いが生まれる

一口に「梅エキス」といっても、実は原料として使われる梅の熟度によって特徴が異なります。

● 青梅の梅エキス

青梅は、まだ熟す前の硬くて酸味が強い状態の梅。青梅を原料にすると、酸味がしっかりとした梅エキスに仕上がります。
青梅にはクエン酸が豊富に含まれており、さっぱりとした味わいとキレのある風味が特徴です。

特に残暑で胃腸が重たく感じるときや、疲れが溜まりやすい時期には、青梅由来の梅エキスがぴったり。
クエン酸の力で気分もリフレッシュしやすくなるでしょう。

未成熟果実の為、煮詰めていくと若干の渋みやエグミが出てくるのがネックともいわれています。

● 完熟梅

一方で、完熟梅は赤黄色く熟した柔らかい梅の実です。
甘みや香りが強くなり、酸味はややマイルドに。
通常は梅干し用としてタンクに入れられ、大量の塩と水で漬けられます。
梅を取り除いたエキスは「梅酢」と呼ばれ、色と香りは良いものの塩味が強く、今までは産業廃棄物となることがほとんどでした。

● 梅酢から塩分を除き濃縮して作られる「完熟梅の梅エキス」

塩味の強い「梅酢」から塩分を取り除き濃縮をすると、黒いペースト状になります。

成分的には青梅エキス同等にクエン酸が多く残っている上に、香り成分や熟成由来のアミノ酸などが豊富なことも。
味の面でのやさしさを求める方には、完熟梅エキスがおすすめです。

残暑対策におすすめ!梅エキスの取り入れ方

「梅エキスってどうやって食べるの?」と思われる方も多いかもしれません。
実はとても簡単で、日常の食事に無理なく取り入れられるのが魅力です。

お湯に溶かして「梅エキスドリンク」

最もシンプルで取り入れやすい方法です。
ティースプーン半分程度の梅エキスをお湯や白湯に溶かすだけ。
酸味が強い場合は、少量のはちみつを加えても◎。
朝の1杯に取り入れると、体がすっきり目覚める感覚があるかもしれません。

冷たい炭酸水で割って爽やかドリンクに

夏場やお風呂上がりには、梅エキス+炭酸水でのアレンジがおすすめです。
レモンやミントを添えると、まるでヘルシーなクラフトドリンクのような味わいに。
クエン酸の酸味が清涼感を引き立てます。

ヨーグルトやはちみつと一緒に

酸味のある梅エキスは、ヨーグルトとの相性も抜群です。
プレーンヨーグルトに少量の梅エキスを混ぜるだけで、さっぱりした朝食に早変わり。
さらに、はちみつやグラノーラをトッピングすれば、見た目も味も楽しめます。

料理にアクセントとして

和え物やドレッシングに使ったり、焼き魚や蒸し野菜に添えたり。
梅エキスは調味料のひとつとしても活用できます。
特に油っぽい料理に少量加えると、後味がすっきりして食欲をサポートしてくれます。

梅エキスを選ぶときのポイント

市販されている梅エキスには、青梅100%や完熟梅ブレンド、さらに添加物が入っているタイプなど様々な種類があります。

選ぶ際は以下のポイントをチェックしてみましょう。

  • 梅の産地や製法が明記されているか
  • 食べやすい配合になっているか
  • 添加物が入っていないか

品質にこだわりたい方は表記をチェックするのがおすすめです。

自然の力を借りて、夏の終わりを健やかに

残暑は、夏の疲れが表面化しやすいタイミング。
そんなときこそ、昔ながらの知恵=梅エキスを生活に取り入れて、内側からのケアを心がけてみませんか?

青梅由来のシャープな酸味、完熟梅由来のまろやかさ。どちらの梅エキスも、それぞれの良さがあります。
あなたの好みや体調に合わせて、選び方・食べ方を工夫してみてください。

この季節を元気に乗り越えるために、自然のチカラを借りて、体調管理の新しい習慣を始めてみましょう。

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